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【2026年最新】ゼネコンの初任給ランキング|大手・準大手・中堅20社を実額比較(大卒・院卒)

ゼネコンの初任給が、実際にいくらなのかを横並びで知りたい方は多いです。ただし各社の採用ページは職種や勤務区分で表記がばらばらで、比べにくいのが実情です。この記事では、大手から中堅までのゼネコンの初任給を、各社の公式採用ページで1社ずつ確認し、実額でランキングにしました。金額はすべて出典と適用年度を明記しています。

先に結論をお伝えします。ゼネコンの初任給は大卒でおよそ30万円、大学院卒(修士)でおよそ32万円に収れんしています。スーパーゼネコン5社は、この水準で完全に横並びです。そのため初任給の「額」だけでは、会社の違いはほとんど見えてきません。

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目次

ゼネコン初任給ランキング一覧【2026年最新・実額】

まず、ゼネコン本体(総合建設会社)の初任給を、大卒の月給が高い順に並べます。金額は各社公式の募集要項に記載された基本給の月額です。勤務区分(全国型かエリア型か)や作業所手当は、金額が変わる要因なので備考に添えました。

順位 会社 大卒 院卒(修士) 区分・年度(出典)
1 西松建設 310,000円 330,000円 2026年4月入社
2 奥村組 300,000円 340,000円 2026年4月・全国職
3 鹿島建設 300,000円 320,000円 2026年4月・総合職
3 大林組 300,000円 320,000円 2026年4月・全国型
3 大成建設 300,000円 320,000円 2025年4月・全国
3 清水建設 300,000円 320,000円 2027年卒・グローバル職
3 竹中工務店 300,000円 320,000円 2025年4月
3 五洋建設 300,000円 320,000円 2027年4月・総合職
3 熊谷組 300,000円 320,000円 2026年4月・総合職
3 淺沼組 300,000円 320,000円 2026年4月・外勤
3 東洋建設 300,000円 320,000円 2025年度
3 鉄建建設 300,000円 320,000円 2027年4月
3 東急建設 300,000円 320,000円 総合職・作業所手当4万円別
3 長谷工コーポレーション 300,000円 320,000円 2024年4月・総合職
3 東亜建設工業 300,000円 320,000円 令和7年度(2025年4月)実績
15 飛島建設 298,000円 319,000円 2027年4月・総合職
16 安藤ハザマ 292,000円 315,000円 一律手当2万円込・年度記載なし
17 前田建設工業 280,000円 300,000円 2025年4月

1位から17位までの差を見ても、大卒の初任給は28万円から31万円の範囲に収まります。上位と下位の開きは月3万円ほどしかありません。ゼネコンの初任給は、会社の規模ほどには差がつかないことがわかります。

【上位】スーパーゼネコン5社の初任給は横並び

スーパーゼネコンと呼ばれる大手5社は、鹿島建設・大林組・大成建設・清水建設・竹中工務店です。この5社はいずれも、大卒30万円・院卒(修士)32万円で横並びになっています。人材の確保を競い合うなかで、初任給を引き上げて足並みがそろった形です。

各社とも、この数年で初任給を続けて引き上げてきました。日経クロステックの報道でも、大手数社が数年連続で初任給を上げ、横並びになったと伝えられています。そのため、スーパーゼネコンの中では初任給での差がほぼありません。大成建設の年収清水建設の年収の全体像は、個別の解説記事もあわせてご覧ください。

【中位】準大手ゼネコンもスーパーと差がない

準大手ゼネコンの初任給も、大卒30万円・院卒32万円がほとんどです。むしろ西松建設は大卒31万円・院卒33万円で、スーパーゼネコンを上回ります。奥村組も全国職の院卒は34万円と、上位より高い水準です。初任給の「額」だけでは、大手と準大手の区別がつきません。

五洋建設・熊谷組・淺沼組・東洋建設・鉄建建設・東急建設・長谷工コーポレーションは、いずれも大卒30万円・院卒32万円です。西松建設の年収熊谷組の年収は、初任給のその先も個別記事で解説しています。会社を選ぶときは、初任給よりも入社後の伸びを見るのが大切です。

【下位でも僅差】前田建設・安藤ハザマ・飛島建設

今回の20社で初任給が相対的に低いのは、前田建設工業(大卒28万円・院卒30万円)です。安藤ハザマは大卒29.2万円・院卒31.5万円ですが、これは一律手当2万円を含んだ金額です。飛島建設は大卒29.8万円・院卒31.9万円で、上位との差はごくわずかです。

このように、下位といっても上位との開きは月1万円から3万円ほどにとどまります。ゼネコン業界全体で初任給が底上げされ、水準がそろってきたためです。金額の小さな差にこだわるより、勤務地や仕事内容で選ぶほうが後悔は少ないです。

【別枠】設備・電気工事系(関電工・きんでん・九電工)の初任給

関電工・きんでん・九電工は、総合建設会社(ゼネコン)ではなく、電気や設備の工事を専門とする会社です。仕事の内容が異なるため、ゼネコン本体とは分けて紹介します。ここでは初任給を公式で確認できた関電工ときんでんを載せます。いずれも大卒30万円台で、ゼネコンとほぼ同じ水準です。

会社 大卒 院卒(修士) 年度(出典)
関電工 305,000円 320,000円 2027年4月入社予定
きんでん 300,000円 315,000円 年度記載なし

関電工の年収きんでんの年収九電工の年収は、それぞれの個別記事でくわしく解説しています。設備・電気工事系は、施工管理のなかでも専門性が高い分野です。ゼネコンと迷う方は、扱う工事の違いから見比べてみてください。

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初任給ランキングから分かる3つのこと

ここまでの実額から、ゼネコンの初任給には次の3つの特徴が読み取れます。会社選びの判断材料として整理しました。

1つ目は、初任給が大卒30万円・院卒32万円に収れんしている点です。スーパーゼネコン5社は、この水準で完全に横並びです。初任給の額そのものでは、大手同士の違いは見えてきません。

2つ目は、準大手でもスーパーとの差がほぼない点です。西松建設や奥村組のように、上位を上回る準大手もあります。「大手ほど初任給が高い」という思い込みは、実額では当てはまりません。

3つ目は、差がつくのは初任給以外の部分だという点です。勤務区分(全国型かエリア型か)で月2万円から4万円、作業所手当でさらに差が出ます。そして最も大きいのは、その後の昇給や賞与、平均年収の伸びです。

初任給の「手取り」はどのくらいか

初任給が大卒30万円の場合でも、実際に振り込まれる手取りは額面より少なくなります。社会保険料や所得税、住民税(2年目から)が差し引かれるためです。一般に、額面30万円なら手取りは24万円前後が目安になります。

ただし、住宅手当や作業所手当が付くと、手取りはこれより増えます。逆に寮費などが引かれる会社もあります。正確な手取りは、各社の手当や控除の条件で変わる点にご注意ください。

初任給より大切な「その後の年収」で選ぶ

ここまで見たとおり、ゼネコンの初任給はどの会社もほぼ同じです。会社ごとの本当の差は、入社してからの昇給カーブや賞与、そして平均年収に表れます。たとえば同じ30万円スタートでも、40代の平均年収は会社で大きく変わります。

企業規模別・年代別の年収の違いは、ゼネコンの年収ランキングでくわしく比較しています。初任給で横並びだった各社が、年収ではどう差がつくのかを確認できます。会社選びでは、初任給とあわせて年収の伸びも見てください。

よくある質問(FAQ)

Q. ゼネコンの初任給で一番高いのはどこですか。

今回調べた20社では、西松建設が大卒31万円・院卒33万円で最も高い水準でした。奥村組も全国職の院卒が34万円と高めです。ただし各社の差は月1万円から3万円ほどで、大きくは開いていません。

Q. 大卒と大学院卒(修士)で初任給はどのくらい違いますか。

多くのゼネコンで、修士は大卒より月2万円ほど高く設定されています。たとえば大卒30万円の会社は、修士が32万円のことが多いです。奥村組のように、差が4万円と大きい会社もあります。

Q. スーパーゼネコンの初任給が横並びなのはなぜですか。

人材を確保する競争のなかで、各社が数年連続で初任給を引き上げてきたためです。1社が上げると他社も追随し、結果として大卒30万円・院卒32万円でそろいました。金額での差別化が難しくなっている状況です。

Q. 2026年入社と2027年入社で初任給は変わりますか。

会社によって適用年度が異なり、引き上げが続いている会社もあります。この記事では各社の金額に適用年度を明記しています。最新の正確な金額は、各社の公式採用ページでご確認ください。

各社の年収をもっとくわしく

初任給はどの会社も横並びでしたが、その先の年収は会社ごとに差が開きます。各社の平均年収や年代別の水準は、有価証券報告書をもとにした個別記事で解説しています。気になる会社から確認してみてください。

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出典一覧

本記事の初任給は、以下の各社公式採用ページの募集要項で確認しました(いずれも2026年7月時点)。


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