東急建設の年収を見て転職を考えているなら、まず相場を確かめましょう
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【結論】東急建設の年収は、有報の最新(2026年3月期)で1,027万円
最初に結論をお伝えします。東急建設株式会社(証券コード1720・東証プライム上場)の平均年収は、最新の有価証券報告書(2026年3月期)で1,027万円です。平均年齢は43.5歳、従業員数は2,562名でした。前年の2025年3月期は889万円で、1年で138万円も上がっています。
各社の年収サイトでは「約750万円」「838万円」といった数字も見られますが、これらは口コミの集計値や1年以上前の古い有報にもとづくものです。この記事では、有報と公式採用ページの実額だけを使い、東急建設の年収を正確に整理します。あわせて、なぜ年収が急に上がったのか、その背景まで解説します。
有報でたどる東急建設の平均年収の推移
有価証券報告書に記載された、東急建設の平均年収の推移は以下のとおりです。一度大きく下がってから、近年は力強く回復しているのが特徴です。
| 年度(3月期) | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | 935万円 | 45.8歳 | 2,523名 |
| 2020年 | 945万円 | 45.6歳 | 2,576名 |
| 2021年 | 859万円 | 45.3歳 | 2,617名 |
| 2022年 | 732万円 | 45.1歳 | 2,624名 |
| 2023年 | 763万円 | 45.2歳 | 2,628名 |
| 2024年 | 838万円 | 43.9歳 | 2,471名 |
| 2025年 | 889万円 | 44.1歳 | 2,494名 |
| 2026年 | 1,027万円 | 43.5歳 | 2,562名 |
2020年3月期に945万円だった平均年収は、2022年3月期に732万円まで下がりました。工事の採算が悪化した時期があったためです。その後は毎年上がり続け、2026年3月期には1,027万円まで回復しています。谷から4年で約300万円戻した形です。
なぜ東急建設の年収は急回復したのか
東急建設の年収がV字で回復した背景には、業績の改善があります。東急建設は東急グループの一員で、渋谷をはじめとする都市再開発の大型案件に深く関わっています。こうした案件の採算が改善し、利益が社員へ還元されたことが、年収の上昇につながっています。
平均年齢が2021年の45.3歳から2026年の43.5歳へ下がっている点も見逃せません。若い世代の採用が進み、組織が新しくなっているサインです。年収の額だけでなく、こうした回復の流れも会社選びの判断材料になります。
作業所勤務手当を含めた実収入はどうなるか
東急建設の給与を見るときに大切なのが、作業所勤務手当です。公式の募集要項によると、作業所に常駐して勤務する場合、初任給に作業所勤務手当4万円が上乗せされます。たとえば大卒総合職なら、基本給30万円に手当4万円で、月34万円が支給されます(いずれも公式の実額です)。
この作業所手当は、現場で働く施工管理職の実収入を押し上げます。有報の平均年収1,027万円も、こうした手当や残業代を含んだ額面の総支給です。ここから税金と社会保険料を引いた手取りは、額面1,027万円なら概ね750万〜770万円台が一つのモデルになります(単身・一般的な控除率での試算で、実額ではありません)。
現場(作業所)と本社(内勤)で年収は違うのか
前の項目で見たとおり、東急建設では作業所に常駐すると手当が付きます。つまり同じ等級でも、現場勤務の社員のほうが実収入は高くなりやすい仕組みです。施工管理として現場に立つ人ほど、手当を含めた収入は増えます。
一方で、現場勤務は転勤や繁忙期の長時間労働を伴うことがあります。本社や支店の内勤は手当が少ないぶん、働き方は安定しやすいです。年収の額と働き方はセットで見て、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。
東急建設の初任給はいくらか
東急建設の初任給は、総合職で大卒30万円・大学院卒(修士)32万円です(公式募集要項)。これに前述の作業所勤務手当4万円が加わる場合があります。エリア総合職はこれより2万円ほど低い設定です。
この初任給の水準は、スーパーゼネコンと並ぶ標準的な額です。各社の初任給を横並びで比べたい方は、ゼネコンの初任給ランキングもあわせてご覧ください。
今の経験で、年収がどこまで上がるかを確かめる
施工管理の経験や保有資格は、会社によって評価のされ方が変わります。ビルドジョブは建設分野に特化しており、スピード対応と最短即日の紹介が特徴です。まずは非公開求人を含めた条件を見て、今の待遇と比べてみてください。
年代別・職種別の年収の目安(口コミ集計・参考値)
有報には年代別や職種別の内訳がないため、ここでは転職口コミサイトの集計による目安を紹介します。いずれも公式の実額ではなく、あくまで参考値としてご覧ください。
年代別では、20代後半で500万円台、30代で600万〜700万円台、40代で800万円前後という声が見られます。役職別では課長クラスで900万円台、部長クラスで1,000万円超という目安も出ています。これらは有報の平均年収1,027万円(2026年3月期)とも大きくは矛盾しません。
中途入社の待遇はどうなるか
中途採用で入った場合の年収は、前職の経験や保有資格をもとに個別に決まります。新卒から働くプロパー社員と同じ等級から始まるとは限りません。建設業界は施工管理の経験者が不足しており、有資格者は好条件で迎えられやすい状況です。
東急建設は年収が回復している局面にあり、待遇の改善も進んでいます。応募前に、希望する職種の等級と年収レンジを確認しておくと安心です。
準大手ゼネコンの中での位置づけ
東急建設の平均年収1,027万円(2026年3月期)は、準大手ゼネコンの中でも上位に届く水準まで回復しました。数年前は800万円を割っていたことを考えると、大きな変化です。都市再開発に強い事業構成が、この回復を支えています。
他のゼネコンと年収を比べたい方は、ゼネコンの年収ランキングで企業規模別・年代別の水準を確認できます。東急建設がどの位置にあるのかを、他社と並べて見てみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 東急建設の平均年収はいくらですか。
最新の有価証券報告書(2026年3月期)で1,027万円です。前年の2025年3月期は889万円で、1年で138万円上がっています。口コミサイトの「約750万円」は古い数字か口コミ集計値です。
Q. なぜ東急建設の年収は上がったのですか。
工事の採算が改善し、東急グループの都市再開発案件などで業績が回復したためです。2022年3月期の732万円を底に、4年で約300万円戻しています。
Q. 作業所勤務手当はいくらですか。
公式の募集要項によると、作業所に常駐して勤務する場合、月4万円が支給されます。現場で働く施工管理職の実収入を押し上げる手当です。
Q. 東急建設の初任給はいくらですか。
総合職で大卒30万円・大学院卒(修士)32万円です。各社の初任給の比較はゼネコンの初任給ランキングで確認できます。
まとめ
東急建設の年収は、有報の最新(2026年3月期)で1,027万円まで回復しました。一度732万円まで下がった谷から、都市再開発を追い風に力強く戻しています。会社を判断するときは、この確かな実額と回復の流れ、そして作業所手当を含めた実収入で見ることをおすすめします。
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出典
東急建設の平均年収推移・従業員数:IRBANK(東急建設 有価証券報告書ベース・2026年3月期まで)/初任給・作業所勤務手当:東急建設 新卒採用募集要項。いずれも2026年7月時点。手取りの金額は単身・一般的な控除率でのモデル試算で、実額ではありません。年代別・職種別の目安は転職口コミサイトの集計による参考値です。

