大成建設の年収を見て転職を考えているなら、まず相場を確かめましょう
大成建設の水準が自分の希望に合うかは、他社の求人と並べて初めて判断できます。ビルドジョブは施工管理・建設分野に特化した転職支援で、非公開求人を含めて条件を比較できます。今の経験でどの水準まで狙えるかを、無料で確認できます。
大成建設の年収【結論】平均1,191万円(2026年3月期・有価証券報告書)
最初に結論からお伝えします。大成建設株式会社(証券コード1801・東証プライム上場)の平均年収は、最新の有価証券報告書(2026年3月期)で1,191万円です。平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は17.0年で、前年の1,058万円から132万円増えました。スーパーゼネコンと呼ばれる大手総合建設会社のなかでも、高い水準に並んでいます。
この記事は「大成建設 年収」で調べている方に向けて、平均年収だけでなく、年代別・役職別・職種別のめやす、初任給・ボーナス・退職金までを、一次データ(有価証券報告書)と公式の採用ページで出典つきに整理します。就職難易度や選考対策そのものは大成建設の就職難易度をまとめた記事で、「やばい」と言われる評判や働き方は大成建設の評判・実態をまとめた記事で、それぞれ詳しく扱っています。
他社と初任給を横並びで比べたい方は、ゼネコンの初任給ランキング【2026年最新】もあわせてご覧ください。スーパーゼネコンから中堅まで、大卒・院卒の実額を一覧で比較しています。
まず、年収まわりの主要な数値を先に表にまとめます。出典はすべて年度を明記しています。年代別・役職別のように会社が公表していない値は、後半で計算の前提を示したうえで推計として扱い、実額のようには載せません。
| 平均年収(単体) | 1,191万円 |
|---|---|
| 平均年齢 | 42.3歳 |
| 平均勤続年数 | 17.0年 |
| 従業員数(単体) | 9,518人 |
| 大卒総合職の初任給(全国コース) | 月給30万円(修士了32万円) |
| 賞与 | 年2回(6月・12月)/平均年収に含む |
| 退職金の公式モデル額 | 公式に明示なし(後述) |
※出典:大成建設 有価証券報告書(2026年3月期)・公式採用ページ
大成建設とはどんな会社か
大成建設は、東京都新宿区に本社を置く総合建設会社です。1873年(明治6年)の創業で、150年を超える歴史を持ちます。超高層ビルや橋梁、ダム、トンネルといった大規模なインフラから、再開発や海外プロジェクトまで幅広く手がけてきました。建物の設計から施工までを一括して請け負う元請けの大手を「ゼネコン(総合建設会社)」と呼び、そのなかで売上規模が最上位の数社が「スーパーゼネコン」と呼ばれます。大成建設はその一角です。
従業員数と会社の規模感
2026年3月期の有価証券報告書によると、大成建設単体の従業員数は9,518人です。前年の8,994人から524人増えており、採用を積極的に進めていることがうかがえます。グループ全体では国内外に多数の関係会社を抱え、連結の売上高は1.7兆円を超える規模です。特定の親会社を持たない独立系のゼネコンで、社員が自社の株を保有する仕組みを持つ点も特徴とされています。
スーパーゼネコン5社のなかでの位置づけ
スーパーゼネコンは、大成建設のほかに鹿島建設(証券コード1812)、大林組(同1802)、清水建設(同1803)、竹中工務店の5社を指すのが一般的です。竹中工務店は非上場で有価証券報告書がないため、後述の年収比較では上場4社を数値で扱います。大成建設は売上高・受注高ともに上位で、土木と建築の両分野にバランスよく事業を持っています。
大成建設の平均年収の推移(2021〜2026年3月期)
単年の数字だけでなく、推移も見ておきましょう。大成建設の平均年収・平均年齢・平均勤続年数を、各年度の有価証券報告書からまとめると次のとおりです。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 |
|---|---|---|---|
| 2021年3月期 | 985万円 | 42.9歳 | 18.2年 |
| 2022年3月期 | 963万円 | 42.9歳 | 18.2年 |
| 2023年3月期 | 992万円 | 43.0歳 | 18.1年 |
| 2024年3月期 | 1,024万円 | 42.9歳 | 17.9年 |
| 2025年3月期 | 1,058万円 | 42.4歳 | 17.2年 |
| 2026年3月期 | 1,191万円 | 42.3歳 | 17.0年 |
※出典:大成建設 有価証券報告書(各年度・EDINET開示をIRBANKが集計)
平均年収は、ここ数年で着実に上がっています。2022年3月期に一度963万円まで下がったあと、2023年3月期以降は4期連続で増えました。とくに直近の2026年3月期は、前年の1,058万円から1,191万円へ132万円も伸びています。建設需要の高まりと、人材確保のための待遇改善が反映されたものと考えられます。平均勤続年数は17年前後で安定しており、長く働く社員が多い会社といえます。
国税庁の民間給与実態統計調査による給与所得者全体の平均は、約460万円です。大成建設の1,191万円は、その2倍を超える水準にあります。
※出典:国税庁 民間給与実態統計調査
大成建設の年代別の年収はどのくらいか(20代・30代・40代・50代)
「20代でいくらもらえるのか」「40代でどこまで伸びるのか」は気になるところです。ただし、大成建設は年代別の平均年収を公表していません。そこで以下は、公表されている全社平均(2026年3月期=1,191万円・平均年齢42.3歳)と、大卒総合職の初任給(月給30万円)を起点に、建設大手で一般的な年功・役職による昇給の幅から試算しためやすです。会社の公表値ではなく、個人差も大きいため、実額ではなく幅で示します。
| 年代 | 年収のめやす(推計) | この時期の一般的な立場 |
|---|---|---|
| 20代 | 約450〜650万円 | 担当者として経験を積む時期 |
| 30代 | 約700〜1,000万円 | 主任・係長クラスへ |
| 40代 | 約1,100〜1,400万円 | 課長クラス(全社平均42.3歳がこの層) |
| 50代 | 約1,300〜1,600万円 | 次長・部長クラス |
【試算の前提】全社平均1,191万円は平均年齢42.3歳(おおむね課長前後)の水準です。これを基準に、初任給の月給30万円(賞与年2回込みで1年目の年収は500万円前後)を起点として、年功と役職の一般的な昇給幅で前後の年代を推計しました。大成建設が年代別の平均年収を開示しているわけではなく、上表は実額ではなくめやすです。
大成建設の役職別の年収はどのくらいか(主任・課長・部長)
役職ごとの年収も、会社は公表していません。検索でも「大成建設 課長 年収」「大成建設 部長 年収」といった調べ方が多いことから、同じく全社平均と一般的な役職間の差をもとに、幅で試算しためやすを示します。こちらも実額ではなく推計です。
| 役職 | 年収のめやす(推計) |
|---|---|
| 担当職(一般) | 約500〜800万円 |
| 主任 | 約800〜1,050万円 |
| 課長 | 約1,100〜1,450万円 |
| 次長 | 約1,300〜1,650万円 |
| 部長 | 約1,500〜1,900万円 |
【試算の前提】全社平均1,191万円(平均年齢42.3歳・おおむね課長前後)を基準に、建設大手で一般的な役職間の差を当てはめて推計しました。大成建設が役職別の平均年収を開示しているわけではなく、上表はめやすです。役員報酬など個別の開示がある項目は範囲が異なります。
職種別の年収は?(事務・営業・技術・一級建築士など)
「事務職の年収」「営業の年収」「一級建築士の年収」を知りたい方も多いのですが、大成建設は職種別の平均年収を公表していません。有価証券報告書に載るのは、あくまで全社をならした平均年収です。裏づけの取れない職種別の金額を作って載せることはしません。
公式の採用ページで確認できる範囲でいえば、総合職の初任給は職種で分かれているのではなく、勤務地の範囲(全国コースかエリアコースか)と学歴で決まります。事務系・技術系で初任給に大きな差はなく、同じ給与テーブルが基本です。技術系では現場手当が加わる場面があり、一級建築士や1級施工管理技士などの国家資格については、建設業界では資格手当や合格報奨金を設ける会社が多く、大成建設も資格取得を支援する制度を設けています。ただし、その手当の具体額は公式に明示されていないため、本記事では金額を載せません。
※出典:大成建設 採用情報サイト(募集要項・2026年6月時点)
今の経験で、年収がどこまで上がるかを確かめる
施工管理の経験や保有資格は、会社によって評価のされ方が変わります。ビルドジョブは建設分野に特化しており、スピード対応と最短即日の紹介が特徴です。まずは非公開求人を含めた条件を見て、今の待遇と比べてみてください。
大成建設の初任給と基本給(公式で確認できること)
初任給は、年収のスタート地点として気になる項目です。大成建設の公式採用ページによると、勤務地を全国とする社員(全国)コースの総合職の初任給(月給)は、博士了で34万円、修士了で32万円、大学卒で30万円、高専卒で28万円です。勤務地を限定する社員(エリア)コースは、地域によってこれより数千円から2万円ほど低く設定されています。この初任給の月給が、基本給のベースになります。昇給は年1回(7月)、賞与は年2回(6月・12月)と記載されています。学部卒でも月給30万円からと、スーパーゼネコンのなかでも高めの水準です。
※出典:大成建設 採用情報サイト(募集要項・2026年6月時点)
大成建設のボーナス(賞与)はどのくらいか
ボーナスについてお伝えします。大成建設の公式採用ページには、賞与は年2回(6月・12月)と記載されています。有価証券報告書に載る平均年収1,191万円は、この賞与や各種手当を含めた1年間の給与総額の平均です。つまり、年収を見れば賞与込みの水準がわかる形になっています。
一方で、賞与だけを取り出した支給額(何か月分か、金額はいくらか)は、大成建設は公式に開示していません。第三者サイトで見かける具体的な賞与額は、投稿者個人の体感や推計であることが多く、会社の公式発表ではありません。本記事では、裏づけの取れない賞与単独の金額は断定しません。確実に知りたい場合は、選考の場や内定後に会社へ確認するのが確実です。
大成建設の退職金は?(公式の明示額は確認できない)
退職金については、注意が必要です。大成建設の公式採用ページやIR資料を確認した範囲では、モデル退職金の具体額は明示されていませんでした。退職金は、勤続年数や役職、退職理由によって大きく変わり、企業年金や確定拠出年金(会社が掛金を出して運用する年金)と組み合わされることが多いため、一律の金額を公表していない会社は珍しくありません。したがって本記事では、根拠を示せない推計額は載せません。「大成建設 退職金」で出回る具体的な金額の多くは第三者サイトの推計であり、会社の公式発表ではない点にご注意ください。具体的な額や仕組みを知りたい場合は、選考の終盤や内定後に会社へ直接確認するのが確実です。
スーパーゼネコン5社の年収比較(2026年3月期)
年収の水準は、1社だけ見ても高いのか低いのか分かりにくいものです。そこで、同じスーパーゼネコンと横に並べます。下表は各社の有価証券報告書(2026年3月期)の平均年間給与をそろえたものです。竹中工務店は非上場で有価証券報告書がないため、開示なしとしています。
| 会社 | 平均年収(2026年3月期) | 平均年齢 | 平均勤続年数 |
|---|---|---|---|
| 鹿島建設(1812) | 1,245万円 | 41.2歳 | 15.7年 |
| 大林組(1802) | 1,239万円 | 42.0歳 | 15.9年 |
| 大成建設(1801) | 1,191万円 | 42.3歳 | 17.0年 |
| 清水建設(1803) | 1,043万円 | 43.7歳 | 16.1年 |
| 竹中工務店 | 非上場のため有価証券報告書の開示なし | — | — |
※出典:各社 有価証券報告書(平均年間給与・2026年3月期)
2026年3月期で並べると、大成建設の1,191万円は上場4社のなかで3番目で、首位の鹿島建設(1,245万円)とは約54万円の差です。4社はいずれも1,000万円を超えており、スーパーゼネコンが給与水準の高いグループであることがわかります。大成建設は平均勤続年数が17.0年と4社のなかで最も長く、長く働きやすい環境がうかがえます。各社の年収をさらに詳しく見たい方は、清水建設の年収をまとめた記事もあわせてご覧ください。
竹中工務店は非上場で有価証券報告書を開示していないため、公式の平均年収は確認できません。推計値を実額のように扱わないよう、本記事では数字を載せていません。各社の値はEDINETの開示をIRBANKが集計した鹿島建設・大林組・大成建設・清水建設のデータを参照しています。
中途採用の年収と就職難易度は?(関連記事へ)
中途採用でも、給与は基本的に同じテーブルで、経験や役職に応じて決まります。年収の水準はここまで見てきた新卒中心の給与体系と地続きと考えてよいでしょう。大成建設の就職難易度は、知名度と年収の高さから応募が集まり、建設業界でも上位とされています。ただし採用人数は多く、対策を重ねれば手が届かない相手ではありません。
採用倍率・採用大学・学歴フィルター・選考対策(エントリーシート・適性検査・面接)の詳しい中身は大成建設の就職難易度と選考対策をまとめた記事に、「やばい」「やめとけ」と言われる残業・離職率・転勤などの働き方の実態は大成建設の評判・実態をまとめた記事にまとめています。この記事は年収に絞ってお伝えしました。
よくある質問(FAQ)
大成建設の平均年収はいくらですか?
2026年3月期の有価証券報告書によると、平均年収は1,191万円です。平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は17.0年です。前年の1,058万円から132万円増え、スーパーゼネコンのなかでも高い水準に並びました。
大成建設の年収はこの5年でどう変わりましたか?
有価証券報告書ベースで、2021年3月期の985万円から2026年3月期の1,191万円まで、ほぼ一貫して増えています。とくに直近の2026年3月期は前年から132万円伸びました。建設需要の高まりや待遇改善が背景とみられます。
大成建設の20代の年収はどのくらいですか?
会社は年代別の平均を公表していません。全社平均(1,191万円・平均年齢42.3歳)と大卒初任給(月給30万円)から試算すると、20代はおよそ450〜650万円がめやすです。個人差が大きく、実額ではなく推計としてご覧ください。
大成建設の総合職の年収はどのくらいですか?
総合職は職種で初任給が分かれるのではなく、勤務地の範囲(全国コースかエリアコースか)と学歴で決まります。全社平均の1,191万円が総合職を中心とした水準で、大卒初任給は月給30万円からです。
大成建設の課長・部長の年収はどのくらいですか?
会社は役職別の平均を公表していません。全社平均(1,191万円・平均年齢42.3歳=おおむね課長前後)から試算すると、課長がおよそ1,100〜1,450万円、部長がおよそ1,500〜1,900万円がめやすです。実額ではなく推計です。
大成建設の初任給はいくらですか?
公式採用ページによると、社員(全国)コースの総合職初任給(月給)は、修士了で32万円、大学卒で30万円、博士了で34万円、高専卒で28万円です(2026年6月時点)。勤務地を限定するエリアコースはこれより数千円から2万円ほど低めです。
大成建設のボーナスはどのくらいですか?
公式採用ページに賞与は年2回(6月・12月)と記載されています。有価証券報告書の平均年収1,191万円は、この賞与や手当を含めた年間の給与総額です。賞与だけの支給額は公式に開示されていないため、本記事では断定していません。
大成建設の退職金はいくらですか?
公式採用ページやIR資料を確認した範囲では、モデル退職金の具体額は明示されていません。退職金は勤続年数・役職・退職理由で大きく変わり、企業年金などと組み合わされるため、一律額を公表していないとみられます。正確な額は会社へ直接確認することをおすすめします。
大成建設の中途採用の年収はどのくらいですか?
中途採用でも給与は基本的に同じテーブルで、経験や役職に応じて決まります。水準は新卒中心の給与体系と地続きで、全社平均1,191万円が目安です。選考の難易度は就職難易度の記事で詳しく扱っています。
大成建設は他のスーパーゼネコンと比べてどうですか?
2026年3月期の有報では、平均年収は鹿島建設1,245万円、大林組1,239万円、大成建設1,191万円、清水建設1,043万円の順です。大成建設は上場4社中3位ですが、平均勤続年数は17.0年と最も長く、定着のよさがうかがえます。
情報を集めたら、実際の求人で答え合わせをする
記事で見た年収や働き方が自分に当てはまるかは、実際の求人を見るのが確実です。ビルドジョブは施工管理・建設に特化した転職支援で、登録も相談も無料です。転職を決めていない段階でも、条件の相談から始められます。
まとめ
大成建設の平均年収は、2026年3月期の有価証券報告書で1,191万円と、スーパーゼネコンでも高い水準に並びました。年代別・役職別は会社が公表していないため、全社平均と一般的な昇給の幅から推計としてめやすを示しました。職種別や賞与単独額、退職金のように公式に明示されない項目は、裏づけのない数字を作らず、確認できないと正直にお伝えしています。根拠の不確かな噂に振り回されず、有価証券報告書や公式採用ページの一次データで実態を確かめたうえで、自分の希望する働き方と合うかを判断することが大切です。
就職難易度や選考対策は大成建設の就職難易度をまとめた記事、評判・働き方は大成建設の評判・実態をまとめた記事、ゼネコンとサブコンの違いはサブコンとは(ゼネコンとの違い)を解説した記事もあわせてご覧ください。

