鉄建建設の年収を見て転職を考えているなら、まず相場を確かめましょう
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【結論】鉄建建設の年収は、有報の最新(2026年3月期)で947万円
最初に結論をお伝えします。鉄建建設株式会社(証券コード1815・東証プライム上場)の平均年収は、最新の有価証券報告書(2026年3月期)で947万円です。平均年齢は41.5歳、従業員数は1,693名でした。建設業界全体の平均(約540万円)を大きく上回る水準です。
注目したいのは平均年齢の若さです。41.5歳で947万円という水準は、準大手ゼネコンの中でも効率のよい給与体系だといえます。この記事では、有報と公式採用ページの実額だけを使い、鉄建建設の年収を正確に整理します。あわせて、鉄道工事という独自の領域が年収にどう関わるのかを解説します。
有報でたどる鉄建建設の平均年収の推移
有価証券報告書に記載された、鉄建建設の平均年収の推移は以下のとおりです。一度落ち込んだあと、直近3年で力強く回復しています。
| 年度(3月期) | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
|---|---|---|---|
| 2020年 | 849万円 | 41.8歳 | 1,810名 |
| 2021年 | 848万円 | 41.4歳 | 1,817名 |
| 2022年 | 816万円 | 41.2歳 | 1,823名 |
| 2023年 | 818万円 | 41.5歳 | 1,811名 |
| 2024年 | 857万円 | 41.6歳 | 1,766名 |
| 2025年 | 916万円 | 41.9歳 | 1,731名 |
| 2026年 | 947万円 | 41.5歳 | 1,693名 |
2022年3月期の816万円を底に、2026年3月期には947万円まで回復しました。4年で約131万円の伸びです。工事の採算が改善し、その利益が社員へ還元されたことが背景にあります。
なぜ鉄建建設の年収は高いのか(鉄道工事という専業領域)
鉄建建設の年収を語るうえで欠かせないのが、鉄道工事という主戦場です。社名のとおり、鉄建建設は鉄道の線路や駅、高架橋の工事に強みを持つ準大手ゼネコンで、JR各社の工事を数多く手がけてきました。
鉄道工事の難しさは、列車が走っている線路のそばで工事をする点にあります。多くの作業は、終電から始発までの限られた深夜の時間帯に集中して行う「軌道工事」です。数時間で作業を終わらせ、朝には列車を安全に走らせなければなりません。工程管理の精度と経験が問われるため、手がけられる会社は限られます。
参入障壁が高いぶん、価格競争に巻き込まれにくく、利益率を確保しやすい構造です。これが給与の原資となり、平均年齢41.5歳という若さで947万円という水準を支えています。
年収947万円の「手取り」はどのくらいか(モデル試算)
有報の平均年収947万円は、残業代や賞与を含んだ額面の総支給です。実際の手取りは、ここから税金と社会保険料が引かれます。手取りは扶養や自治体で変わるため目安になりますが、額面947万円なら手取りは概ね700万〜720万円台が一つのモデルです(単身・一般的な控除率での試算で、実額ではありません)。
月あたりにならすと手取りで58万円ほどですが、ボーナスの比率が高いため、毎月の給与はこれより控えめになります。額面の平均年収と、毎月の手取りの感覚は分けて考えることが大切です。
施工管理として働くと年収はどう上がるか
鉄建建設で施工管理として働く場合、年収は資格の取得と役職への昇進で段階的に上がります。1級土木施工管理技士などの資格を取ると資格手当が付き、現場をまとめる立場になると管理職手当が加わります。
鉄道工事は深夜の作業が多く、夜間勤務に伴う手当が実収入を押し上げる要素になります。ただし具体的な手当の金額は公式に公開されていないため、この記事では記載していません。応募時に確認することをおすすめします。
現場(作業所)と本社(内勤)で年収は違うのか
ゼネコンでは、作業所に常駐する現場社員と、本社や支店の内勤社員とで、手当の付き方が変わります。現場常駐には出張手当や現場手当が付きやすく、同じ等級でも実収入が上がる傾向があります。
鉄建建設の場合、鉄道工事の現場は全国に広がり、深夜勤務も伴います。一方で、鉄道という社会インフラを支える経験は、他社では積みにくい専門性になります。年収の額と働き方はセットで見ることが大切です。
今の経験で、年収がどこまで上がるかを確かめる
施工管理の経験や保有資格は、会社によって評価のされ方が変わります。ビルドジョブは建設分野に特化しており、スピード対応と最短即日の紹介が特徴です。まずは非公開求人を含めた条件を見て、今の待遇と比べてみてください。
鉄建建設の初任給はいくらか
鉄建建設の初任給は、大学卒300,000円・大学院卒(修士)320,000円です(公式採用情報・2027年4月入社)。この水準は、スーパーゼネコンと並ぶ標準的な額です。
各社の初任給を横並びで比べたい方は、ゼネコンの初任給ランキングもあわせてご覧ください。
年代別・役職別の年収の目安(口コミ集計・参考値)
有報には年代別や役職別の内訳がないため、ここでは転職口コミサイトの集計による目安を紹介します。いずれも公式の実額ではなく、あくまで参考値としてご覧ください。
年代別では、20代後半で500万〜600万円台、30代で700万円前後、40代で900万円前後という声が見られます。これらの目安は、有報の平均年収947万円(2026年3月期)が総支給の平均であることをふまえて見てください。
中途入社の待遇はどうなるか
中途採用で入った場合の年収は、前職の経験や保有資格をもとに個別に決まります。鉄道工事の経験者はもちろん、土木の施工管理経験者や1級土木施工管理技士の有資格者は評価されやすい分野です。建設業界は人材不足が続いており、経験者は好条件で迎えられやすい状況です。
鉄道インフラの更新需要は今後も続くため、安定した受注基盤を持つ会社です。応募前に、希望する職種の等級と年収レンジを確認しておくと安心です。
準大手ゼネコンの中での位置づけ
鉄建建設の平均年収947万円(2026年3月期)は、準大手ゼネコンの中で標準的な水準です。従業員1,693名という規模と、平均年齢41.5歳という若さを考えると、実質的な給与水準は高いといえます。
他のゼネコンと年収を比べたい方は、ゼネコンの年収ランキングで企業規模別・年代別の水準を確認できます。鉄建建設がどの位置にあるのかを、他社と並べて見てみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 鉄建建設の平均年収はいくらですか。
最新の有価証券報告書(2026年3月期)で947万円です。平均年齢は41.5歳で、2022年3月期の816万円から4年で約131万円回復しています。
Q. 鉄建建設の年収が高いのはなぜですか。
鉄道工事という参入障壁の高い専業領域を持つためです。終電から始発までの限られた時間で行う軌道工事は専門性が高く、手がけられる会社が限られます。価格競争に巻き込まれにくく、利益率を確保しやすい構造です。
Q. 鉄建建設の初任給はいくらですか。
大学卒300,000円・大学院卒320,000円です(2027年4月入社・公式採用情報)。各社の初任給の比較はゼネコンの初任給ランキングで確認できます。
まとめ
鉄建建設の年収は、有報の最新(2026年3月期)で947万円です。平均年齢41.5歳という若さでこの水準に達しているのは、鉄道工事という専門領域の強さがあるからです。会社を判断するときは、この確かな実額と、深夜の軌道工事という働き方の特徴をあわせて見ることをおすすめします。
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出典
鉄建建設の平均年収推移・従業員数:IRBANK(鉄建建設 有価証券報告書ベース・2026年3月期まで)/初任給:鉄建建設 新卒採用情報(2027年4月入社)。いずれも2026年7月時点。手取りの金額は単身・一般的な控除率でのモデル試算で、実額ではありません。年代別・役職別の目安は転職口コミサイトの集計による参考値です。夜間勤務手当・現場手当は公式に公開されていないため記載していません。

