淺沼組の年収を見て転職を考えているなら、まず相場を確かめましょう
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【結論】淺沼組の年収は、有報の最新(2026年3月期)で935万円
最初に結論をお伝えします。株式会社淺沼組(証券コード1852・東証プライム上場)の平均年収は、最新の有価証券報告書(2026年3月期)で935万円です。平均年齢は44.9歳、従業員数は1,264名でした。建設業界全体の平均(約540万円)を大きく上回る水準です。
淺沼組の年収は、この数年で大きく回復しています。2023年3月期には770万円まで落ち込みましたが、そこから3年で165万円も戻しました。この記事では、有報と公式採用ページの実額だけを使い、淺沼組の年収を正確に整理します。
有報でたどる淺沼組の平均年収の推移
有価証券報告書に記載された、淺沼組の平均年収の推移は以下のとおりです。落ち込みからの回復がはっきり見て取れます。
| 年度(3月期) | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
|---|---|---|---|
| 2020年 | 837万円 | 43.9歳 | 1,267名 |
| 2021年 | 831万円 | 44.2歳 | 1,278名 |
| 2022年 | 847万円 | 44.3歳 | 1,273名 |
| 2023年 | 770万円 | 44.4歳 | 1,293名 |
| 2024年 | 806万円 | 44.5歳 | 1,281名 |
| 2025年 | 896万円 | 45.0歳 | 1,261名 |
| 2026年 | 935万円 | 44.9歳 | 1,264名 |
2023年3月期に770万円まで下がったのは、工事の採算が悪化した時期があったためです。その後は2025年に896万円、2026年に935万円と回復しました。長い目で見ると、2014年3月期の580万円から12年で355万円上がっており、伸び率は約61%に達します。
現場(外勤)と本社(内勤)で年収が違う|初任給で分かれる珍しい会社
淺沼組を語るうえで、ぜひ知っておきたい特徴があります。それは、初任給の段階で「外勤」と「内勤」が明確に分かれている点です。公式の募集要項では、次のように金額が示されています。
| 区分 | 大卒 | 大学院卒(修士) |
|---|---|---|
| 外勤(現場) | 300,000円 | 320,000円 |
| 内勤(本社など) | 280,000円 | 300,000円 |
多くのゼネコンは初任給を一本で示し、現場に出た場合の手当を別に加える形をとります。淺沼組は入口の段階で外勤が月2万円高いと明示しており、現場と本社の待遇差が実額で分かります(2026年4月入社・公式募集要項)。
この差は、現場勤務の負担に報いる考え方の表れです。施工管理として現場に立つなら外勤、企画や管理に携わるなら内勤と、働き方によって収入が変わることを、あらかじめ理解しておきましょう。
年収935万円の「手取り」はどのくらいか(モデル試算)
有報の平均年収935万円は、残業代や賞与を含んだ額面の総支給です。実際の手取りは、ここから税金と社会保険料が引かれます。手取りは扶養や自治体で変わるため目安になりますが、額面935万円なら手取りは概ね700万〜720万円台が一つのモデルです(単身・一般的な控除率での試算で、実額ではありません)。
月あたりにならすと手取りで58万円ほどですが、ボーナスの比率が高いため、毎月の給与はこれより控えめになります。額面の平均年収と、毎月の手取りの感覚は分けて考えることが大切です。
勤続年数21.8年|長く働ける会社かどうか
淺沼組のもう一つの特徴が、平均勤続年数の長さです。有報によると平均勤続年数は21.8年で、ゼネコンの中でもかなり長い部類に入ります。平均年齢44.9歳と合わせて考えると、多くの社員が新卒から長く働き続けていることがわかります。
勤続年数の長さは、働きやすさや定着率の高さを示す一つのサインです。転職を考えるうえで、社員が辞めずに残っているかどうかは重要な判断材料になります。一方で、平均年齢が高いぶん、平均年収も押し上げられている点は割り引いて見る必要があります。
淺沼組とはどんな会社か(建築と木質建築)
淺沼組は1892年に大阪で創業した中堅ゼネコンで、建築工事を主体としています。学校や病院、庁舎などの公共建築に実績が多く、地域に根ざした受注基盤を持ちます。
近年は木造・木質建築に力を入れており、自社の名古屋支店を木質化したリニューアルなどで注目されました。脱炭素の流れで木造建築の需要は伸びており、この分野の技術は今後の強みになる可能性があります。
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施工管理の経験や保有資格は、会社によって評価のされ方が変わります。ビルドジョブは建設分野に特化しており、スピード対応と最短即日の紹介が特徴です。まずは非公開求人を含めた条件を見て、今の待遇と比べてみてください。
淺沼組の初任給はいくらか
前述のとおり、淺沼組の初任給は外勤が大卒300,000円・修士320,000円、内勤が大卒280,000円・修士300,000円です(2026年4月入社・公式募集要項)。外勤の水準は、スーパーゼネコンと並ぶ標準的な額です。
各社の初任給を横並びで比べたい方は、ゼネコンの初任給ランキングもあわせてご覧ください。
年代別・役職別の年収の目安(口コミ集計・参考値)
有報には年代別や役職別の内訳がないため、ここでは転職口コミサイトの集計による目安を紹介します。いずれも公式の実額ではなく、あくまで参考値としてご覧ください。
年代別では、20代後半で500万円前後、30代で600万〜700万円台、40代で800万円前後という声が見られます。これらの目安は、有報の平均年収935万円(2026年3月期)が総支給の平均であることをふまえて見てください。
中途入社の待遇はどうなるか
中途採用で入った場合の年収は、前職の経験や保有資格をもとに個別に決まります。建築の施工管理経験者、1級建築施工管理技士の有資格者は評価されやすい分野です。建設業界は人材不足が続いており、経験者は好条件で迎えられやすい状況です。
淺沼組は勤続年数が長く、腰を据えて働きたい方に向いた会社です。応募前に、外勤か内勤か、希望する働き方と年収レンジを確認しておくと安心です。
準大手・中堅ゼネコンの中での位置づけ
淺沼組の平均年収935万円(2026年3月期)は、中堅ゼネコンの中では高い水準です。従業員1,264名という規模でこの水準に達しているのは、建築の採算が改善したことと、長く働く社員が多いことが背景にあります。
他のゼネコンと年収を比べたい方は、ゼネコンの年収ランキングで企業規模別・年代別の水準を確認できます。淺沼組がどの位置にあるのかを、他社と並べて見てみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 淺沼組の平均年収はいくらですか。
最新の有価証券報告書(2026年3月期)で935万円です。2023年3月期の770万円から3年で165万円回復しています。
Q. 淺沼組は現場と本社で年収が違うのですか。
初任給の段階で分かれています。外勤(現場)は大卒300,000円、内勤は大卒280,000円と、月2万円の差があります(公式募集要項)。現場勤務の負担に報いる仕組みです。
Q. 淺沼組は長く働ける会社ですか。
有報によると平均勤続年数は21.8年で、ゼネコンの中でも長い部類です。多くの社員が長く勤めていることがわかります。
まとめ
淺沼組の年収は、有報の最新(2026年3月期)で935万円まで回復しました。外勤と内勤で初任給が分かれている珍しい会社で、現場と本社の待遇差が実額で分かります。会社を判断するときは、この確かな実額と、勤続21.8年という定着率の高さをあわせて見ることをおすすめします。
情報を集めたら、実際の求人で答え合わせをする
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出典
淺沼組の平均年収推移・従業員数・平均勤続年数:IRBANK(淺沼組 有価証券報告書ベース・2026年3月期まで)/初任給(外勤・内勤):淺沼組 新卒採用募集要項(2026年4月入社)。いずれも2026年7月時点。手取りの金額は単身・一般的な控除率でのモデル試算で、実額ではありません。年代別・役職別の目安は転職口コミサイトの集計による参考値です。

