憧れや夢を形に! ずっと居たくなる「インナーガレージ」のすすめ

家づくり
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車やバイク、自転車が好きな人が憧れることの多い「インナーガレージ」。家を建てるなら絶対かなえたい!と考えている人も少なくないのではないでしょうか。

もし「インナーガレージ」を検討しているなら、ただ車やバイクを収納するだけの場所ではなく、家族も一緒に楽しめる、居心地の良い空間を目指してみませんか?

映画の世界のようだったり、ぼんやりと子どもの頃から憧れていた秘密基地のようだったりしても、意外と現実のものにできるのが「インナーガレージ」の世界。

今回は、具体的なアイディアや空間づくりのポイントをご紹介します! 

「インナーガレージ」って? まずは基本の考え方を把握しよう

「インナーガレージ」とは、住宅の一部に組み込まれたガレージのこと。住宅内に組み込まれてはいますが、車を出し入れし、基本的には土足のエリアになるので、住居スペースとは異なり、「ほぼ外と同じ空間」と考えましょう。

排ガスや小さな砂埃なども常に入ってきますし、汚れやすい空間なので、汚れや湿度に弱い素材は避けるのが基本。空調はほぼ効かないと考え、しばらく乗り物を出し入れしない場合には、シャッターを開けて換気をするなど、カビ対策をする必要もあります。

特に建設したばかりの頃は、コンクリートからも湿気が出るので、こまめな換気をおすすめします。

後悔しない間取りと注意すべきポイント

「インナーガレージ」といえば、乗り物を出し入れする性質上、当然、1階をガレージスペースに取られるため、リビングは2階にするなど、間取りの工夫も必要です。エンジン音やシャッターの開閉音はかなり大きいので、早朝や深夜に車やバイクを出し入れすることが多い人は、隣接する位置に家族の寝室や、子ども部屋を配置しないように検討してみてください。

実際にスポーツカーやバイクの場合、排気量によっては2階の床が震えるくらいの音量になる場合も。シャッターを閉めた状態だと、開けている場合より、音はより大きく伝わるので、注意が必要です。

また、意外と悩まされる人が多いのが、排ガスの匂い。これはガレージに換気扇を付けたり、住居スペースにつながるドアは機密性の高いものを選ぶのもポイントです。ドアは、勝手口用の外部建具を使う場合が多いです。

タイプ別! おすすめの壁材はコレ

目に入る面積が大きく、ガレージの印象を左右するのが「壁」。好みのビジュアルなのはもちろんのこと、「ガレージをどんな風に使いたいか」「ガレージでどんな風に過ごしたいか」によって、おすすめの建材も変わってきます。

実例をヒントに、自分のタイプに合わせて検討してみてくださいね!

自分で車やバイクをいじる人は「合板仕上げ」

素材感が出しやすく、傷が付いても気になりにくいのが「合板仕上げ」の特徴

荒々しい素材感を出したい人や、車やバイクなどを自分でいじるタイプの人におすすめの壁が「合板仕上げ」です。「MDF材」や「ベニア合板」を使って仕上げるため、「作業場」というイメージを強く出せるのがポイント。

傷が付いても気になりにくい見た目も特徴ですが、そもそも素材自体が硬いので、作業中に何かをぶつけても、傷が大きくなりにくいのも魅力です。

より車やバイクを引き立たせたい人は「木毛セメント板」

「木毛セメント板」は、コンクリートの打ちっぱなしに比べ、温かみのある有機的な印象が出せる建材

「合板仕上げ」よりは木の雰囲気を少しおさえたいけれど、多少、温かみも残したいという人は「木毛セメント板」を。その名の通り、木片や木の繊維をセメントで固めて作られた板材で、グレーを基調とした表面に、少し有機的な印象が残ります。

グレーなどの無彩色は、ほかの色との調和が取りやすいので、車やバイクなどの印象を邪魔しにくいのが魅力。ナチュラルな雰囲気を取り入れつつ、より愛車を引き立たせたいという人におすすめの建材です。

きれいめの印象に仕上げたい人は「軽カル板」

塗装のカラーバリエーションが豊富なのも「軽カル板」の魅力の一つ。愛車のカラーリングに合わせて、空間をコーディネートすることも可能

まるでリビングのような、スマートな雰囲気のガレージに憧れる人は「軽カル板」がおすすめ。表面に凹凸が少なく、よりスッキリとした印象に仕上がります。

ただし、表面がなめらかでキレイということは、カラーによっては傷が目立つ場合もあるため、周囲の汚れを気にせず作業をしたい人には向いていないかもしれません。

インナーガレージの憧れ「電動シャッター」は主に2種類

せっかく「インナーガレージ」をかなえるなら、出入り口も電動シャッターを付けたくなります。低予算で引き戸や手動のシャッターを付けるという手もありますが、愛車を出し入れするには少し面倒。

その点、電動シャッターであれば、車に乗ったまま開け閉めもできるのが便利ですよね。そこで人気の2種類から、メリット・デメリットを解説します。

欠点らしい欠点がない優等生!「巻き上げ式シャッター」

シャッターといえば真っ先にイメージされるのが「巻き上げ式」ではないでしょうか。

その場でくるくると上へ巻き上がっていくのが特徴で、設置スペースが小さく、内装に制限が出にくいというメリットがあります。外付け、内付けなどの融通がきくため設置しやすく、ガレージ以外にもお店の出入り口や、最近では雨戸がわりに住宅の窓で使われることが増えてきました。

ほぼ欠点らしい欠点がない優等生ですが、唯一、開閉時の音が大きいのがデメリット。特に太陽光が直接当たる場所に設置すると、熱でシャッターが膨張し、使ううちにシャッター特有の「ガラガラ」という音や「パキンパキン」といった音が大きくなる原因にもなります。

まるで映画のワンシーン? 憧れの「オーバースライダー式シャッター」

間取りを考える上で、どうしてもガレージの真上に子ども部屋を持ってこざるを得ないような人は、開閉音が静かな「オーバースライダー式シャッター」を検討してみてください。

何より、開閉の速さと静かさが魅力ですが、シャッターがスーッと開き、さっそうと愛車を発進させる姿は憧れる人も少なくありません。車に乗ったままとはいえ、シャッターが開くのを待つ時間はなるべく短い方が良いですし、家族はもちろん、近隣の人への迷惑にもなりにくいのが魅力。

では、「オーバースライダー式シャッター」のデメリットは? というと、巻き上げ式に比べて予算がかかるということと、開閉する際、シャッター部分が天井へと並行に移動しますので、天井の照明に注意が必要。シャッターが開いた時に照明が隠れてしまうため、開放時も考えて照明計画を進めてみてくださいね。

テーマは「遊べるガレージ」! 斬新な実例でイメージをふくらませて

「車をとめる」だけじゃない、家族や仲間が集えて遊べるガレージ

さて、こちらは「遊べるガレージ」というコンセプトで建てられたガレージハウスです。「ガレージにソファ!?」と思った人も少なくないかもしれませんが、実はこのお家、ガレージにソファどころか、テレビやホームシアター、ミニキッチンまで備わっているのです!

おうち時間でも非日常を満喫できる「ホームシアター」付きガレージ

扇型で車が2台とめられるガレージですが、その2台の車の間にセカンドリビングを配置。普段、ソファの前にはテレビが置いてあるほか、その前にスクリーンを下ろして、ホームシアターにすることもできます。

2台の車の間に「遊べる空間」を配置。車をとめて眺めるだけではない、くつろぎの場所に

映画を見る前に、ちょっとコーヒーをいれたいな…なんて時はミニキッチンへ。仲間と愛車を眺めながら飲み会、なんて時にも活躍してくれそうですよね。

ガレージは確かに「車をとめる」場所ですが、愛車を保管して愛でるだけではなく、家族や仲間と「遊ぶ」、特別な時間を過ごすこともできるという実例です。

愛車をより魅力的に見せる「照明計画」にこだわり!

ガレージを希望する人は、照明の計画にもこだわる人が多い印象です。その場合、どのような車を入れるか、というのは人によって大体決まっているため、その車の「自分が一番気に入っているポイント」をより良く見せる照明がカギになることが多いです。

例えば、愛車のリア部分がとても好きという人は、室内の窓からその部分が見えるように配置計画をし、そこを照らすようにスポットライトを取り付けました。

または、出掛ける時にガレージ横の廊下を通ると、人感センサーが反応して自動的にガレージ内部の照明が点灯。まるでディーラーのショールームのようにライトアップされた愛車が出迎えてくれるガレージに仕上げた人もいました。

まさに「ガレージ」は趣味の世界です。だからこそ、夢だったこと、憧れだったことに忠実に、子どものようにまっすぐ夢を追うことが、後悔のない楽しいガレージライフへの第一歩。まずは振り切って「やりたいこと」を広げてみてください。


いかがでしたか?

ぼんやりとあった「やりたいこと」は、いろいろな実例を見ることで、だんだんと具体的なイメージに変わるはず。「こんなこと突飛すぎるかな?」「こんなことは実現不可能かな?」なんてことでも、迷わず設計士にお伝えください。

ウッドアートスタジオでは、豊富な「インナーガレージ」の実績をもとに、それぞれの夢を現実のものにするアイディアを具体的にご提案させていただきます。

ぜひお気軽にご相談くださいね!

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