リノベ現場②

こんにちは。営業の鈴木です。
本日は引き続きリノベーションのお話をします。

今回見学させていただいたのは、金沢市にあるホテル「HATCH」です。
こちらもリノベーションされた建物になります。
もともとは仏壇店のビルだったのですが、そこを宿泊用に改装するにあたって、内装にかなり手が加わっています。このホテルが面白いのは、元の建物のデザインをいかに活かすか徹底的に考えられていることです。
例えば、写真の洗面台の壁は、ビルの壁の汚れがそののま味として残されて、空間の中の良いアクセントになっています。また、地下に降りると、昔の地下街の看板が、当時のまま残されています。こういった工夫がいたるところにちりばめられています。こういったことは、新築ではできないことです。リノベーションならではの工夫と言えるのではないでしょうか。
さらに、この「HATCH」の見所は、この見た目の工夫だけではありませんでした。このホテルのテーマが「北陸文化の発信地」であり、家具や建材までも北陸の職人や会社で作られたものを使用するなど、各所にストーリーが込められています。つまり、単に「宿泊する」場所というだけではなく、北陸文化を「体験する」役割も持ち合わせているのです。
現在、あらゆるサービスがネットの普及によって並列化され、どこの会社でも品質が変わらない、といったことが起こるようなりました。
しかし、これからの時代は価格以外の付加価値が求められる時代でもあるのです。 例えば、北欧家具の「IKEA」は、洗練された展示スぺースの他にも、レストランや託児ブースまであり、物ではなく「体験の場」の提供に力を入れています。「HATCH」も同様に、こうした時代を読んだ目線でプロデュースされているため、このホテルはグッドデザイン賞や海外の注目を集めているのだと思います。

我々も単に家を提供するだけでなく、「家づくりという体験」の提供という、もっとお客様の喜びになるような広い視点でやっていければと考えました。そういった意味でも、今回の研修はとても有意義なものでした。